自分の生活と介護の両立

現在、49歳以上の女性が介護のために休職・退職する方が急増しています。自分が50代に近くなってきたら、地元の介護サービスの仕組みについて知っておきましょう。

【親の介護が必要になったとき】

□ 相談先はどこか
□ 地元で受けられるサービスの種類
□ 介護サービスをどのように組み合わせて利用するか
□ 緊急時の対応をどのようにするか
□ 兄弟・親戚とどのように役割分担するか
□ 親の住んでいる付近の「緊急時に頼れる人」と親しくしておく

親が倒れてしまったとき、そして介護が必要と診断されたとき、何も知らないとパニックになってしまいます。親が住んでいる地元の介護サービスの内容について、事前に調べておきましょう。最低限、連絡先を知っておけばいざという時にすぐに相談できます。ホームページに掲載されている場合もありますので、調べておきましょう。

また、親と離れて住んでいる場合で通うことが無理な距離の場合は、親の近所で「緊急時に駆けつけてくれる友人・知人・兄弟」と良好なつながりを持っておきましょう。時節の挨拶やたまに地元に帰ったときにお土産を持っていくなど、何かあったときに頼みやすい環境を作っておきましょう。

【まずしなければならないこと】

① 地元のケアマネージャーに相談

相談する場所は、「地域包括支援センター(要介護者の住居地域)」「市区町村の介護窓口」です。相談するときに、「勤務と両立したい」と強く伝えましょう。

② 全体的な介護プランを決定

専門家に相談し、複数の介護サービスをどのように組み合わせて利用するかについて相談しましょう。また、自分の仕事と介護をどのように両立させたらよいか、介護休暇の取り方など様々な情報を教えてもらい、『全体的な介護プラン』を作ります。

③ 上司に相談

上司に親の状態や介護プランを伝えて、介護休暇の利用予定や、今後の勤務をどのようにするかなどについて相談します。

④ 自分自身や家族の役割分担をする

長く介護を続けていくためには、一人で背負い込まないように工夫する必要があります。
行政の利用できるサービスを上手に組み合わせることも大切ですが、兄弟や親せき等頼れる方とよく話し合って分担することが大切です。
また、忘れてはならないことですが、「介護される親の気持ちや意志」もできるだけ大切にしてあげましょう。

● 短時間勤務を利用して

長く介護を続けていくためには、介護をしながら収入も得たいものです。
介護休暇の93日は、細切れに時間制にして利用することもできます。「短時間勤務」や週の決まった時間を分割して働く「フレックスタイム」を利用しましょう。

● パートや派遣など 働き方を変えてみる

親の介護が3か月以上必要で長距離介護や地元に帰って介護する場合、正規雇用では難しいものがあります。転職支援会社を利用して「パート・派遣」等に転職する場合もあります。
転職支援会社のコンサルタントに相談し、介護の事情などを伝え、介護をしながら少しでも収入を得られる勤務先を探してもらいましょう。
地元に帰る場合は、遠距離の病院の情報も詳しく教えてもらうことが出来ます。

親をこちらに呼び寄せて介護する場合、「介護施設と併設している病院」への転職も調べてくれますので「介護に協力的で事情をよく分かってくれる勤務先」も見つけることが出来ます。

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⇒「介護経験のある看護師の体験談
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